実業家のラフィクは、王位を継ぐ兄カリーフの戴冠式に出席するため、クセイ王国へ向かった。ラフィクは久しぶりに母親の暮らす宮殿を訪ねたが、そこで付添役の女性をひと目見て、驚きのあまり言葉を失った。いったいなぜ、セラがここにいるんだ?十一年前、ラフィクとセラは深く愛し合っていた。それ…