後漢(ごかん)末期、戦乱を避けて荊州(けいしゅう)で農を営みながら、学問を修める青年がいた。 彼の名は諸葛孔明(しょかつこうめい)。 朝廷や将軍・曹操(そうそう)への憎しみを胸に秘めながら、弟妹のために政治からも戦いからも身を遠ざけて生きていた。 だが学問所の同輩・士元(しげん)…