「その顔、胡散臭いな」 「ころころ顔色変えてるほうがいいって、俺は思う」 5回目の転校で、藤野はすっかり愛想笑いが上手くなっていた。 人当たりのいい笑顔を浮かべ、無難に友人と関係を作りながら2週間。 屋上にいくと、ある男が寝ていた。 彼は『狂犬』とクラスメイトから怖がられている生徒…