小冊子付特装版! 「あの貌(かお)」を再び目にしたのは、寒凪(かん なぎ)の船上。 千(せん)が亡き恋人ーー億政(おく まさ)の亡霊かと見紛(み まご)うた その男は、船頭の兆(きざし)。億政の双児(ふたご)の兄であった。 同じ貌(かお)なのにまるで違う。 そのすべてが千をいっそう苛立…