「東京で夢を叶えて、こんな何もない島には二度と戻らない」 そう思っていたはずなのにーー。 都内の医大でくすぶっていた水珠は、祖父の体調不良を理由に久しぶりに島へ帰ってきた。 懐かしい潮風の匂い、ゆるやかに流れる時間、夕焼けに染まる水平線。 そこで再会したのは、高校卒業以来の幼なじみ…