僧侶である唯真は、捜査中に殉職した刑事の幼馴染・羣司を喪って以来、涙を流せなくなっていた。 行き場のない怒りと、最期まで告げることのなかった羣司への想いを抱えて生きる唯真には、煩わしく思う存在がいる。 羣司の月命日になると必ず墓を訪れる後輩刑事・田鍋。 自身の抱える深い喪失感を実感…