「妻となったものは、どこにくちづけされても拒んではならない」 クルヴァ王国、最後の姫君であるエア。 月蝕の晩、血の色の髪をもって生まれた《冥王の申し子》である彼女は、 誕生してすぐ王宮の外に捨てられた。 19年後。 森の中で、鷹とともに美しく成長したエアは、 「国を乗っ取った」と宣言す…