「俺とあんたは、飯を食う時だけの友人だ!」 洋食文化が広がりを見せていた大正時代ーー警視庁に務める青年・稲荷司は、厳格な父を亡くして以来、ハイカラな洋食を毛嫌いするようになっていた。そんな中、ある騒動をきっかけに謎の男・牛丸と食卓を囲むことになり、司は洋食の魅力にとりつかれていく…